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チルな思考

休むために、夜更かしをしている

2026.09.30

mao

眠った方がいいのは分かっている。

次の日のことを考えれば、さっさと寝た方がいい。

それでも、一日ずっと誰かと一緒にいた日は、眠る前にどうしてもひとりの時間がほしくなる。

眠いのに起きていることもある。

休むために、睡眠を削っている。

改めて考えると、かなり矛盾している。

でも、私にとってはわりと昔からそうだった。

寝る前に「私の時間」がほしい

私はもともと夜型で、夜になるとむしろ目が冴えることがある。

特にひとりの時間がほしくなるのは、忙しかった日というより、誰かと長い時間一緒に過ごした日だ。

好きとかそうでないとか、そういうことはあまり関係ない。

たぶん私がほしいのは、単純な休憩ではなくて、誰にも何も求められない時間なんだと思う。

何をするかは、その日の元気次第。

スパイダーソリティアやナンプレをやることもあるし、漫画を読むこともある。

湯船に長々浸かりなおしに行くこともある。

ゲームに手を出すこともあるけれど、ものによっては普通に時間が溶けるので危険だ。

漫画も、うっかりホラーを選ぶと…それも危険だ。

たまに、ドラマやアニメを観ながら平日用の作り置きをすることもある。

ちょっとえらい気持ちになる。

お肉を煮込む日は、鍋にも身体にもワインを注ぐなどする。

別に毎晩、楽しいことをしたいわけではない。

疲れている日は、何かを楽しむ気力すらない。

それでも、しばらくひとりでいたい。

誰かの予定に合わせるでもなく、何時までと決められるでもなく、自分で「もういいかな」と思うまで。

その時間がないまま一日を終えると、寝たとしても、なんとなく休みきれていない感じがする。

夜は、自分で終わりを決められる

夜中でなくとも、休憩はある。

仕事の合間に少し座ったり、ひとりでスマホを見たり、家事の手を止めたり。

でも、それが「このあと予定がある」とか、「○時まで」とか、誰かの都合で区切られていると、私の中ではあまり“休んだ”感じにならない。

たぶん、時間そのものより、その時間を自分で決められるかどうかが大きい。

夜は、その点かなり自由だ。

ゲームをするのも、漫画を読むのも、何もしないのも、自分で決められる。

そして最後に「そろそろ寝るか」と決めるのも自分だ。

誰かに呼ばれるかもしれない、とか、このあと何かしなきゃいけない、とか。

そういうものが一旦なくなる。

少なくとも寝るまでは、「このあと」がない。

たったそれだけなんだけど、それがかなり大きい。

楽しいことをする元気すらない夜もある

ひとり時間が欲しい、と言うと、好きなことを思いきりやりたい人みたいに聞こえる。

もちろん元気な日はそういう夜もある。

ゲームもしたいし、漫画も読みたい。創作もしたい。

でも、疲れている日は、好きなことをする気力すらない。

何かを始めること自体がちょっと面倒で、ソファにひっくり返って、ただぼんやりしていることもある。

それでも、ひとりでいたい。

何もしなくてもいい。

誰にも何も返さなくていい。

その状態になって、やっと少し力が抜ける。

好きなことをすることと、休むことは、たぶん同じではない。

好きなことすらできないくらい疲れている時に、それでもひとりの時間だけは欲しいと思うなら、私にとって必要なのは「楽しい時間」より先に、何も求められない時間なのかもしれない。

睡眠も大事。でも、この時間も必要

もちろん、夜更かしが体にいいとは思わない。

睡眠時間は削らない方がいい。

それは分かっている。

でも、だからといって「早く寝れば解決」という感じでもない。

自分の時間が足りないまま寝ると、ちゃんと横にはなっているのに、気持ちの方は置いてきぼりになる。

だから、つい夜を延ばしてしまう。

矛盾しているし、効率もよくない。

でも、今のところ私には必要な時間でもある。

できれば、夜更かししなくても「もう十分ひとりでいた」と思える方法は探したい。

もう少し早く満足して、もう少し早く眠れたら、その方がたぶん楽だ。

ただ、ひとりでいる心地よさまで手放すつもりは、今のところない。

記事を書いた人

mao

福岡出身のWebエンジニア。気になったことは調べたいし、面白そうなことはとりあえず試したい。ちるわりでは、そんな日々の中で見つけた、休む時間のおともを紹介します。