正直、リカバリーウェアには少し懐疑的でした。
着るだけで疲労回復。そんなうまい話ある?
でも最近、ジェラート ピケからもリカバリーウェアが出たと知りました。そこまで広がっているなら、一回ちゃんと調べてみてもいいかもしれない。
私は冬になると、寝ても疲れが残る・肩まわりがつらい・冷える・寝つきもいまひとつ、という冬の睡眠に考えられる問題がだいたい全部気になります。
しかも、一日パジャマで過ごす日もある。かなりある。どうせ長く着るなら、夜や家で過ごす時間が少し楽になるものには興味があります。
ただ、リカバリーウェアは上下で1万5千円から3万円近くするものも多く、普通のパジャマよりはだいぶ高い。
そこで今回は、そもそもリカバリーウェアとは何なのか、何を期待してよくて、何は期待しすぎない方がいいのかを調べたうえで、冬用パジャマとして気になる候補を4つまで絞ってみました。
そもそも、リカバリーウェアって何?
調べて最初に分かったのは、「リカバリーウェア」という言葉だけではかなり幅があるということ。
その中でも、今回候補にしたのは一般医療機器として届け出られているタイプです。
PMDAの一般的名称の一覧では、「家庭用遠赤外線血行促進用衣」は一般医療機器に分類され、遠赤外線の血行促進作用により、疲労や筋肉のこりなどの症状改善を目的とした衣類形状の器具と定義されています。生地には鉱物などによる特殊な加工が施され、一定程度の遠赤外線を輻射するものとされています。 → PMDA
つまり、少なくともこのタイプについては、「なんとなく身体によさそうな部屋着」だけではないということです。一応、医療機器としての区分と仕組みがあります。
ここは、調べる前のイメージよりちゃんとしていました。
「一般医療機器」なら、何を期待していい?
今回見た一般医療機器タイプで主に挙げられているのは、血行促進、疲労回復、筋肉のハリ・コリの緩和、筋肉疲労の軽減などです。
たとえばSIXPADも、遠赤外線を輻射する特殊繊維によって血行を促進し、疲労回復や筋肉のコリなどを緩和すると説明しています。 → MTGオンラインショップ
なので、「肩まわりの疲れや筋肉のこりが気になる」「着用中の血行促進や疲労回復を期待したい」という目的は、少なくとも製品の狙いと合っています。
ただ、私が最初に期待していたのは、それだけではありません。
寝つきがよくなる。
睡眠の質が上がる。
朝スッキリ起きられる。
冷えが全部解決する。
そんなことまで期待していました。
でも、これらをそのまま一般医療機器としての効果だと思わない方がよさそうです。
着心地や温度感が自分に合って、結果として「眠りやすかった」と感じることはあるかもしれません。でも、リカバリーウェア=睡眠の悩み全部解決ではありません。
まあ、さすがにそこまで都合はよくありませんね。
一般医療機器=すごく強く効く、でもない
もうひとつ気になったのが、「一般医療機器」という言葉です。
医療機器と言われると、かなり強そうに聞こえます。
でも「家庭用遠赤外線血行促進用衣」はクラスIの一般医療機器に分類されています。比較的リスクの低い区分です。 → PMDA
なので、一般医療機器だから、誰にでも劇的な変化が出るという意味ではありませんし、逆に、全部ただの気分の問題と切り捨てるのも違います。
調べる前の私の印象は「ちょっと眉唾」。
調べた後は、「仕組みと位置づけはちゃんとある。でも期待値は盛りすぎない」くらいになりました。
だいぶ中間に来ました。
冬のパジャマとして選ぶなら、機能だけでは決められない
ここまで調べると、「じゃあ一般医療機器ならどれでもいいのでは」とも思います。
でも、パジャマとして毎日着るなら、むしろこっちの方が重要そうです。
- 厚すぎないか
- 寝返りしやすいか
- 肌触りが好きか
- 冬に寒すぎないか
- 洗濯しやすいか
- 値段が現実的か
- 見た目が好きか
特に私は、厚手すぎる服を着て寝ると、それだけで少し疲れる。ぎゅっと丸くなって寝るので、関節は曲げたい。冬用だからといって、モコモコなら何でもいいわけではありません。
どうしても寒くてダウンコートを着てミイラのように寝た日は、当然ながら最悪だった…
そしてパジャマは寝る時だけでなく、その前後もかなり長く着ます。
私の場合は、前後どころかそのまま一日過ごすこともあります。あまり大きな声では言えませんが。
なので今回は、長袖上下・パジャマ用途・3万円くらいまで・厚手すぎないことを中心に候補を見てみました。
まず試しやすそうな「ReD ぐっすりパジャマ」
価格を抑えて試すなら、かなり気になるのがReD。
女性用の「ぐっすりパジャマ ベーシック」長袖プルオーバー+ジョガーパンツは15,400円。前開き長袖+ロングパンツの男女兼用セットでも16,500円。一般医療機器で、ゆったりしたシルエットや吸水速乾性も特徴として挙げられています。 → MTGオンラインショップ
今回見た中ではかなり手を出しやすい価格です。「初めてのリカバリーウェアに3万円はちょっと怖い」という人にはよさそう。
私も、その気持ちはかなりあります。
きっかけになった「GELATO PIQUE リカバリーウェア」
今回そもそも調べようと思ったきっかけのGELATO PIQUE。
2026年8月に、ジェラート ピケからブランド初のリカバリーウェアが発売されました。一般医療機器として展開され、特殊繊維に高純度セラミック加工を施し、着用時の遠赤外線を利用して血行促進を図る仕組みだそうです。 → ジェラートピケ
そして、さすがジェラピケ。ちゃんと見た目がかわいい。
スムーズィー、サテン、カットソー系など複数の素材があり、レディースのスムーズィープルオーバー+ロングパンツセットは17,930円。ミルフィーユ素材のセットなら14,960円、サテンは18,920円です。 → ジェラート ピケ リカバリーウェア一覧
「リカバリーウェアって機能性全振りで、黒かネイビーしかないやつでしょ」くらいに思っていたので、これはかなり印象が変わりました。
見た目もパジャマらしさもほしいなら、かなり気になります。
そしてたぶん、一番店頭で触ってみたい候補。
選択肢の多さなら「BAKUNE」
リカバリーウェアを調べると、かなりの確率で出てくるBAKUNE。
こちらも一般医療機器で、素材や形のラインナップがかなり豊富です。
たとえばPajamas Dryの長袖シャツ+ロングパンツは26,840円。スムースの長袖上下は28,820円。ガーゼやスウェットなど、季節や好みに合わせた素材も用意されています。
→ BAKUNE Pajamas Dry 上下セット — 26,840円
→ BAKUNE スムース 上下セット — 28,820円
価格は今回の候補では高めですが、自分が好きな素材を選びたいという場合には、比較しやすそうです。
私は厚手すぎるものが苦手なので、買うならDry系から見たいと思っています。
寝返りや着心地が気になる「SIXPAD Recovery Wear Sleep」
厚手が苦手という点で、もうひとつ気になったのがSIXPAD。
Recovery Wear Sleepは、なめらかな肌触り、ゆったりしたシルエット、寝返りのしやすさ、吸水速乾性などを特徴としています。長袖トップ+パンツの上下セットは24,552円。 → MTGオンラインショップ
「寝る時の動きやすさ」をかなり意識しているのが気になるところ。
冬だから温かさはほしい。でも、重かったり厚かったりして寝返りしづらいのは嫌。その中間を狙うなら、実物を触ってみたい候補です。
今のところ、候補はこの4つ
調べる前は、着るだけで疲労回復?ほんとに? くらいの気持ちでした。
調べてみると、一般医療機器としての定義や仕組みはちゃんとあります。でも、着れば睡眠も肩こりも冷えも全部解決、という話でもありませんでした。
となると、選ぶ時は機能だけでなく、着心地や素材、値段、見た目もかなり大事そう。
今のところ気になっているのは、この4つ。
ReD。
GELATO PIQUE。
BAKUNE。
SIXPAD。
価格を抑えてまず試すならReD。
見た目や肌触りまで楽しみたいならジェラピケ。
素材の選択肢を重視するならBAKUNE。
寝返りのしやすさや、動きやすさが気になるならSIXPAD。
そんな感じです。
まだ買っていないので、今回は候補を絞るところまで。
冬のパジャマとしてひとつ試してみて、夜がどう変わるのかは、そのあと改めて書きたいと思います。