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チルな食

小さなキッチンに置きたい、使い回せる常備スパイス5種

2026.10.02

mao

スパイスを使ってみたいけれど、種類が多すぎて何を揃えればいいのか分からない。スパイスを何本も並べるほどのスペースはとりあえずない。せっかく買っても、一度使ったきりで棚の奥に残るのは避けたい。キッチンが広くないなら、なおさら「ちゃんと使うもの」だけ置いておきたいところです。

最初から5種類を選んで揃えたわけではない。
それぞれ別の理由でキッチンにいたものが、気づいたら同じチームになっていた。
シナモンはフレンチトースト用。ナツメグは肉料理用。ジンジャーは、ホットミルクに生姜の繊維を入れたくなくて置いていた。
その3つでジンジャーブレッドラテっぽいものを作り始めた。そして、新生姜の季節にジンジャーエールを作りたくなった時、クローブとカルダモンを追加した。香りがケンカしない最低限の組み合わせにしたくて、増やしたのはその2つだけ。

ところが、この5種が思った以上に何にでも使えた。今では、飲み物だけでなく肉の煮込みやひき肉料理にも普通に出番があります。他にも五香粉やパプリカも使っていますが、それはまたの機会に。

今回は、この常備している5種類について、どんな風味で、飲み物や料理にどう使っているのかをまとめます。レシピはかなり雑です。ちゃんとした量は計っていません。だいたい、ふります。

飲み物にも料理にも使える、常備スパイス5種

スパイス風味よく使うもの
ジンジャーピリッとした辛みミルク、ラテ、ホットワイン、肉料理
シナモン甘く香ばしい香りミルク、ラテ、ホットワイン、シロップ、パン、肉の煮込み
ナツメグ少量でクセと深みミルク、肉料理
クローブ強く深い香りホットワイン、シロップ、肉の煮込み
カルダモン爽やかな香りチャイ、シロップ、肉の煮込み

全部を毎日使うわけではありません。ただ、「これ何に使えばいいんだろう」と困るほど出番も少なくない。このあたりが、今のところ私のチームのスタメンです。

ジンジャー|飲み物にも料理にも使いやすい

一番気軽に使いやすいのがジンジャーです。ホットミルク1杯なら4ふりくらい。シナモンと一緒に入れることが多く、少しピリッとするだけで、ただの温かい牛乳が急にそれっぽくなります。

料理には生をよく使いますが「生姜を入れたいけれど、生の生姜がない・すりたくない」という時にもパウダーがあると便利です。

シナモン|甘い飲み物だけじゃなく煮込みにも

シナモンは、ミルクやラテに入れると分かりやすくおいしいスパイス。ホットミルクなら5ふりくらい使います。

ホールのシナモンは、クローブなどと一緒にワインやぶどうジュースへ入れてチンすることもあります。甘い飲み物のイメージが強いですが、肉の煮込みにも使いやすく、折るなどして少量入れると香りに厚みが出ます。(お茶用パックが便利です。)

たくさん入れて「シナモン味」にするというより、少しだけ足す感じです。

ナツメグ|ひき肉料理と飲み物に少量

ナツメグは香りが強いので、使う量は少なめ。ホットミルクなら1ふりちょっとで十分です。少量入れるだけでも華やぎ、味に少しクセと深みが出ます。

料理では、ハンバーグやひき肉料理との相性がよく、煮込みに少し入れることもあります。

なお、ナツメグは大量に摂ると中毒を起こすことがあります。料理や飲み物に少量使うぶんには普通のスパイスですが、「効きそうだから多めに入れる」はしない方がよさそうです。

クローブ|ホットワインと肉の煮込みに

クローブは香りがかなり強いスパイスです。ホットワインやスパイスシロップに入れると、一気に香りが深くなります。

よくやるのは、シナモン、生姜、ナツメグ少し、クローブをお茶パックに入れて、ワインかぶどうジュースへ。そのまま温めます。

かなり雑ですが、かなりいい気分です。オレンジ系のドライフルーツなどあるとなおよしです。

料理では、肉の煮込みに少量使います。入れすぎると主張が強いので、「どこにいるか分からないくらい」でも十分です。

カルダモン|チャイやシロップ、煮込みに

カルダモンは、シナモンやクローブより少し爽やかな香り。甘く重めのスパイスに混ぜると、少し軽さが出ます。

チャイ系の飲み物にはもちろん、シナモン、たっぷりのなま生姜、クローブ、カルダモンでシロップを作っておくのも便利です。ミルク、紅茶、サイダー、お酒など、その日の気分でいろいろ使えます。

肉の煮込みに少し使うこともあり、飲み物専用というより、意外と料理にも出番があります。

5種類あれば、飲み物はかなり遊べる

一番簡単なのはホットミルクです。私のいつもの雑レシピは、ジンジャー4ふり、シナモン5ふり、ナツメグ1ふりちょっと。あとは、はちみつか三温糖を入れるだけ。朝はラテにしたり。

ホットワインやぶどうジュースなら、シナモンスティック、生姜、クローブ、ナツメグ少しをお茶パックに入れて一緒に温めます。スパイスシロップを作っておけば、ミルクや紅茶、炭酸、お酒にも使えて便利です。

常備しやすい理由は、料理にも使えるから

この5種類をスタメンとして常備している一番大きな理由は、飲み物だけのために買わなくていいことです。

ジンジャー、シナモン、ナツメグ、クローブ、カルダモン。組み合わせや量は変えますが、どれも肉料理に使えます。

たとえば、牛肉や豚肉をトマトやワインで煮込む時。ジンジャーやクローブを入れたり、シナモンをほんの少し足したり、気分でカルダモンやナツメグを使ったり。

全部入れる必要はありません。冷蔵庫にあるものと、その日の気分で適当に組みます。

飲み物用に買ったスパイスが夕飯にも出てくると、「買ったけれど全然減らない」が起こりにくい。小さなキッチンでは、かなり大事です。

とはいえ、さすがに業務用の大量クローブを買った時は持て余しました。何事も適量に、です。

まず2つ試すなら、シナモンとナツメグ

最初から5種類全部揃える必要はありません。
ジンジャーは出番も多いですが、チューブや生の生姜でもいいと思います。私は飲み物に繊維が残るのが気になるのと、製菓にも使いやすいので買いました。

となると、まず試しやすいのはシナモンとナツメグ。飲み物に使いやすく、料理にも回しやすい2種類です。

そこから、もっと深い香りがほしいならクローブ。爽やかさがほしいならカルダモン、と増やしていけば十分です。

チャイが好きなら、最初から数種類入ったスパイスセットを試すのも手っ取り早いです。何種類かまとめて使ってみて、「クローブ好きだな」と思ったら続けてみる、でいい。

次に気になっているのは、スターアニスとオールスパイス

今のスタメンに加えて、次に気になっているのがスターアニスとオールスパイスです。

スターアニスは八角。甘くて少し薬草っぽい、かなり特徴的な香りがあります。チャイやホットワインに入れると、一気にスパイス感が増します。

オールスパイスは、名前だけ見るとブレンドスパイスのようですが、実際はひとつの植物の実。シナモン、クローブ、ナツメグを合わせたような香りがすると言われています。

それを聞くと、ほぼ今のスタメンでは?と思ってしまう。

まだ飲み物や料理でどう使うのが自分好みかは分かりません。でも、たぶんそのうち試します。特にスターアニスとは気が合う予感がしています。

気に入ったら、またスタメンが増える。

小さなキッチンなのに。

記事を書いた人

mao

福岡出身のWebエンジニア。気になったことは調べたいし、面白そうなことはとりあえず試したい。ちるわりでは、そんな日々の中で見つけた、休む時間のおともを紹介します。