朝活。なんだか健康的で、充実していそうな響き。
早起きして本を読んだり、身体を動かしたり、コーヒーを飲んだり、散歩をしたり。誰にも邪魔されない朝の時間を楽しむ。ちょっと憧れます。眩しい。朝だけに。
一方、夜遅くまで起きていると、なんとなく不摂生なイメージがつきまとう。
でも、猿にも昼行性と夜行性の種がいるように、もしかしたら人間にも、朝が得意な人と夜が得意な人がいるのでは?
私自身、かなり昔から夜型の自覚があります。夜更かししてもしなくても、日中どうしようもなく眠たくて、夕方になると元気になる。
コウモリと呼ばれたこともあります。
とはいえ、コウモリ自身も別に不摂生をしているつもりはないはず。
そんな夜型人間でも、朝活をした方がいいのでしょうか。
朝型の人と、夜型の人
私のような夜型人間は、単に夜更かしの習慣が抜けないだけなのでしょうか。寝坊助なだけなのでしょうか。
実は、人には活動しやすい時間帯の傾向があります。
これを「クロノタイプ」といい、いわゆる朝型・夜型のこと。体内時計の働きや睡眠のタイミングに関係しています。
クロノタイプには遺伝的な要因も関わっていて、単に生活習慣や気合いで決まるものではありません。年齢や光の浴び方、生活環境などによっても変化します。
また、朝型・夜型に関わらず、自分のクロノタイプに合った時間帯の方が、集中力などの認知機能を発揮しやすい場合があることも研究されています。
つまり、夜型だからといって、必ずしも不摂生なわけでも気合いが足りないわけでもないのです。
ちなみに、セイコーグループのサイトでは、自分のクロノタイプを調べられる診断が公開されています。
全19問、所要時間は約5分。自分が何型なのか、ちょっと気になるところ。
私は「強い夜型」でした。
朝活のよさ、夜活のよさ
朝活の魅力は、一日が本格的に始まる前に、自分の時間を持てること。
朝の光を浴びながら過ごす時間は気持ちがいいし、日光は体内時計を整えるうえでも役立ちます。
一方、夜は一日の予定がひと段落する時間。もう出かける用事もない、という気楽さがあります。夜型の人なら、朝よりも頭が働きやすい時間帯かもしれません。
もちろん、何をするかは朝でも夜でも自由です。読書も映画も勉強も、時間帯を選びません。朝には朝の、夜には夜のよさがあるのです。
ただし、夜に活動するために睡眠を削ってしまえば話は別。朝活だって、早起きした分だけ寝不足になるなら考えものです。そして、どちらの時間が自由になるかは、仕事や家庭の事情によっても違います。
どちらを選ぶにしても、自分の性質に合った自分時間を日々の生活で見つけ、無理なく過ごしたい。
「朝」である必要はある?
朝活も夜活も、自分のために過ごす時間であることに変わりありません。
夜の方が調子がよくて、夜に自由な時間が取れるなら、わざわざ早起きする必要はあるのでしょうか。
朝に自分の時間を持つのは、たしかによさそう。
でも、それは朝でなければいけないんだろうか。

