起きてびっくりした。寒い寒い寒い。
こうも寒いと、食べたいものは自然と温かいものになりますね。鍋もいいし、ラーメンもいい。でも今日は、もうちょっと胃を甘やかしたい。
そんな日に私が選ぶのが、博多うどん。
コシの強いうどんもおいしいけれど、冬はやわやわ推し。温かいだしと一緒に、ふんわり柔らかいおうどんをいただきましょう。
コシがない? それがいいんです。博多うどんのすゝめ
うどんといえば「コシ」が注目されがちだけれど、福岡・博多のうどんはちょっと違う。
特徴は、ふんわり柔らかい麺と、だしの風味を楽しめる澄んだつゆ。忙しい博多商人に早く提供するため、麺をあらかじめ茹でておいたことが背景にある、という説があるのだとか。チルに忙しい私たちにも嬉しい「時短」。
柔らかい麺は噛むのにあまり力がいらず、味が染みて、温かいつゆともよくなじむ。つるつる、ぷりぷり、というより、ふわふわ、やわやわ。
この食感こそ、博多うどんの魅力なのだ。
そして、柔らかく煮たうどんは胃にやさしいのもうれしいところ。麺に含まれるでんぷんは、しっかり加熱することで消化酵素に分解されやすくなります。実際に、長く茹でた麺ほど、でんぷんの分解が進みやすかったという研究もあるのです。
本当に余談中の余談ですが、福岡市動物園で食べられるごぼ天うどんが結構好きです。
今日は白菜もくたくたに。胃を甘やかす博多風うどん
ごぼう天をのせたり、かしわをのせたり。福岡ではおなじみの組み合わせだけれど、疲れている日はあえてシンプルに食べたい。
テーマは胃を甘やかす。私はごぼ天が大好きですが、今日はとにかく具材もやわやわに。鍋に放り込んで一緒に煮るだけ。白菜をくたくたに煮て、だしの風味をたっぷり吸わせる。これだけで十分おいしい一杯になる。
やさしい博多うどんの、さらにやさしいアレンジの博多風うどんです。
材料(1人分)
- うどん(ゆで麺)……1玉
- 白菜……1〜2枚
- 豆腐……入れたいだけ
- 水……400ml
- 酒……大さじ2
- みりん……大さじ2
- 砂糖……小さじ2
- 塩……小さじ1/2
- だしパック……1包
- しょうゆ……小さじ2(味を見て調整)
だしは、茅乃舎だしです。圧倒的においしいので。
もちろん、他のだしパックや顆粒だし(小さじ1)でもOK。塩分の入っただしを使う場合は、塩を省いたり、しょうゆを控えめにしたり、調整してください。
本当は顆粒だしも結構使います。
今日は!甘やかしてくれ!という時に茅乃舎だしを使っています。
作り方
- 鍋に水を入れ、だしパックを浸す。
- 白菜を短冊切りにする。
- 鍋に白菜と調味料を入れ、白菜が透き通るまで煮る。
(だしパックは沸騰したら取り出す) - うどんと豆腐を加え、好みの柔らかさになるまで煮込む。
- 味を調えたら完成。
ポイントは、麺も白菜も遠慮なく柔らかくすること。
だしを吸った白菜と、ふんわり柔らかいうどん。熱々のうちは少し冷ましながら、ゆっくり食べましょう。
※だしの濃さや塩分、うどんの加熱時間は使用する商品に合わせて調整してください。
※甘い醤油を使う場合は砂糖を減らすなど調整してください。
※だしパックは煮出しでも水出しでもOK。今回は、水出しする時間はないけれど、すっきりした味に仕上げたい。そんなライター流の中間の方法でだしを取っています。
作るのも面倒なら、買ってしまおう
寒い。お腹は空いた。でも台所に立つ元気はない。そんな日は、最初からお取り寄せに頼るのもいい。
福岡の老舗「因幡うどん」では、柔らかい麺とだしをセットにした冷凍うどんを販売しています。麺とつゆが揃っているので、自分でだしを取る必要もなし。シンプルなうどんセットから、ごぼう天や丸天などの具材が付いたセットまで選べます。
因幡うどん|お取り寄せ
何食か冷凍庫に入れておけば、心強い味方になりそう。
寒い日は、やわやわでいこう
温かいものを食べたい日。胃をちょっといたわりたい日。何を作るか考えるのも面倒な日。そんなとき、博多うどんという選択肢がある。コシを楽しむうどんもいいけれど、柔らかいのも試してみてほしい。
やわやわで過ごしましょう。