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チルな食

楽して温まる。リラックスに関わる食材で、ぶち込み鍋3選

2026.10.20

mao

寒い季節は温かいものが食べたい。
でも、疲れている日に手の込んだ料理はしたくない。

いや、違う。疲れてなくても楽したい。365日楽したい。

そんなわけで、秋冬に登場機会の多い鍋。材料を放り込んで煮るだけで、いろいろな食材をまとめて食べられます。

せっかくなら、リラックスに関わる栄養素も楽に取り入れてみませんか?

この記事では、味付けまで含めたレシピを掲載しています。好きな具材でアレンジしたい方は、鍋に使える食材と栄養素の早見表もどうぞ。

リラックスに関わる成分・栄養素

ストレスや睡眠との関係が研究されている成分や、神経の正常な働きを支える栄養素は様々ですが、その中から今回注目したのは、次の4つです。

成分・栄養素注目する理由含まれる食材の例
GABAストレスや睡眠との関係が研究されているトマト、発芽玄米、大豆もやし
トリプトファンセロトニンやメラトニンの材料になる必須アミノ酸大豆製品、卵、乳製品
マグネシウム神経・筋肉の正常な働きに必要なミネラルごま、ナッツ、大豆製品、海藻
ビタミンB6セロトニンやGABAなどの神経伝達物質を作る過程を助ける鮭、鶏肉、じゃがいも、バナナ

栄養素は、それぞれが独立して働いているとは限りません。例えば、トリプトファンはセロトニンの材料となり、ビタミンB6はその合成過程を助けます。

せっかく食材を選ぶなら、栄養素の組み合わせにも少し注目。鍋に何をぶち込むか、ちょっと考えてみたい。

材料をぶち込むだけ。簡単鍋レシピ3選

体内での働きに注目して、普段の食事に取り入れやすい食材を選びました。

今回のレシピは、どれも基本的に材料を鍋に入れて煮込むだけ。下ごしらえも味付けも、できるだけ簡単にしました。野菜を切るのが面倒なら、カット野菜でも冷凍野菜でも十分。生姜もニンニクも、チューブで十分。

1. 鮭と豆腐の生姜塩鍋

注目する栄養素:トリプトファン・マグネシウム・ビタミンB6

鮭と豆腐を使った、あっさり塩味の鍋。生姜の香りに、鶏ガラと昆布のうま味を合わせます。

材料(2人分)

  • 生鮭:2切れ
  • 絹ごし豆腐:150〜200g
  • しめじ:1/2株
  • 白菜:2〜3枚
  • 生姜:1かけ
  • 水:500ml
  • 酒:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • 鶏ガラスープの素:小さじ1
  • 昆布だし:小さじ1/2
  • 塩:小さじ1/2

作り方

  1. 鮭と野菜を食べやすい大きさに切る。生姜は薄切りにする。
  2. 鍋に水、調味料、材料をすべて入れる。
  3. 火にかけ、鮭にしっかり火が通るまで煮たら完成。

鮭にはビタミンB6、豆腐にはトリプトファンやマグネシウムが含まれています。

〆はごはんと卵で雑炊に。GABAを含む発芽玄米を使うのもおすすめです。

2. 豚肉と小松菜の中華風鍋

注目する栄養素:GABA・トリプトファン・マグネシウム・ビタミンB6

オイスターソースのうま味と、にんにくの香りがきいた中華風の鍋。豚肉ときのこをたっぷり入れて、食べ応えのある一品に。

材料(2人分)

  • 豚薄切り肉:200g
  • 小松菜:1/2束
  • 大豆もやし:1/2袋〜1袋
  • えのき:1/2袋
  • しいたけ:2枚
  • 絹ごし豆腐:150g
  • にんにく:2かけ
  • 水:500ml
  • オイスターソース:大さじ1
  • 砂糖:小さじ2
  • 中華だし:小さじ2

作り方

  1. 小松菜、きのこ、豆腐を食べやすい大きさに切る。にんにくは薄切りにする。
  2. 鍋に水、調味料、材料をすべて入れる。
  3. 火にかけ、豚肉にしっかり火が通るまで煮たら完成。

大豆もやしにはGABA、豚肉にはビタミンB6、豆腐にはトリプトファンが含まれています。小松菜や豆腐からはマグネシウムも摂れます。

〆はうどんや中華麺がおすすめ。お好みでラー油を加えても。

3. 鶏肉とトマトの洋風ごま豆乳鍋

注目する成分・栄養素:GABA・マグネシウム・ビタミンB6

トマトの酸味と鶏肉のうま味を、まろやかな豆乳スープでまとめた洋風鍋。すりごまを加えて、コクのある味わいに仕上げます。

材料(2人分)

  • 鶏もも肉:200g
  • トマト:2個
  • キャベツ:1/4玉
  • しめじ:1/2株
  • 生姜:1かけ
  • 水:200ml
  • 顆粒コンソメ:小さじ2
  • 無調整豆乳:300ml
  • すりごま:大さじ2
  • オリーブオイル:小さじ1
  • 塩・こしょう:適量

作り方

  1. 鶏肉と野菜を食べやすい大きさに切る。生姜は薄切りにする。
  2. 鍋に鶏肉、野菜、水、コンソメを入れ、鶏肉にしっかり火が通るまで煮る。
  3. 火が通ったら弱火に変えて、豆乳、すりごま、オリーブオイルを加え、塩・こしょうで味を調える。

トマトにはGABA、鶏肉にはビタミンB6が含まれています。すりごまや豆乳からはマグネシウムも摂れます。

トマトはカットトマト缶でも代用できます。酸味が強ければ、砂糖をひとつまみ加えて調整しましょう。

豆乳を加えたあとは、沸騰させずに弱火で温めるのがポイント。分離しにくく、なめらかに仕上がります。

〆はごはんで、簡単トマトリゾットに。チーズや卵をプラスすると、トリプトファンもおいしく摂取できる。

鍋に使える食材と栄養素の早見表

レシピの具材を変えたいときは、こちらの早見表を参考に。

鍋に使いやすく、食品群ごとのおすすめ候補を選んでみました。好きな食材を組み合わせて、自分好みの鍋にしてみてください。

食品群GABAトリプトファンマグネシウムビタミンB6
肉・魚介類—鮭、かつお、鶏肉、豚肉あさりかつお、鮭、鶏肉、豚肉
大豆製品・豆類大豆もやし納豆、豆腐、豆乳納豆、豆腐、豆乳納豆
野菜・いも類トマト、キムチ※—ほうれん草、小松菜じゃがいも、かぼちゃ、ブロッコリー
きのこ類—えのき、しいたけ—えのき、しいたけ
海藻類—のりわかめ(乾燥)、のりのり
種実類—ごまごまごま
卵・乳製品—卵、チーズ、牛乳—卵
穀類・〆発芽玄米そば、玄米そば、玄米玄米

※ 太字は、掲載食材の中でも100g当たりの含有量が比較的多いものです。実際の摂取量は、食べる量や調理方法によって異なります。
※ GABAは食品の品種や加工・発芽条件によって含有量が変わります。発芽玄米や大豆もやしなども、製品によって含有量は一定ではありません。
※ 「—」は、今回の掲載対象として選んだ食材がないことを示しており、該当する栄養素が含まれていないという意味ではありません。

楽して食べて、あとはゆっくり。

リラックスに関わる成分や栄養素は、意外と身近な食材にも含まれています。

毎日の食事で難しいことばかり考える必要はありません。好きな具材を足しても、苦手なものを抜いてもOK。

寒い日は、材料を鍋に放り込んで、待ち時間にひと休み。熱々のうちにいただきましょう。

記事を書いた人

mao

福岡出身のWebエンジニア。気になったことは調べたいし、面白そうなことはとりあえず試したい。ちるわりでは、そんな日々の中で見つけた、休む時間のおともを紹介します。